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宮澤賢治のたからばこ
スタッフ
脚本・演出/川村ミチル
原作/宮澤賢治
舞台美術/倉本政典
音楽/ノノヤママナコ
照明/福井孝子
衣裳/中矢恵子
人形制作/加藤典子
振付/田中りえ
パントマイム指導/ココロ
大道具/管正憲
上演時間 70分
体験ワークショップ 15分〜
おはなし
気弱で内気なケンタ少年は、本ばかり読んでいて、同級生のリュウヤ、カズキからはいつもからかわれています。
図書室で出会った唯一の友達がヒカリでした。しかしそのヒカリも転校することに…。そこへ風が吹き、現れたのは宮澤賢治。
渡されたトランクを開くとおかしな2人組が現れて、ケンタを列車に誘います。
乗り込むとそこはなんと賢治の世界!見栄っ張りな紳士、長いものに巻かれてばかりの猫、誰が偉いかで言い争うドングリ、そして行き着いた銀河鉄道で待っていたのは・・・・!?
このおしばいに出てくるお話や詩
注文の多い料理店
ある日、お金持ちな紳士が二人、
白熊のような立派な犬を連れて山に狩りに出かけました。
ところが、犬は死んでしまい、二人は迷ってしまいます。
それでも二人は、自分の犬の方が高かったとか帰りに山鳥を買えばいいとか、お金の話ばかり。
すると、気がつけば目の前に「山猫軒」というレストランが!
お腹がペコペコな二人は、大喜びで 入っていくけれど……?
柏の木大王の歌
〜「かしわばやしの夜」より〜
こよいあなたは ときいろの
むかしのきもの つけなさる
かしわばやしの このよいは
なつのおどりの だいさんや
やがてあなたは みずいろの
きょうのきものを つけなさる
かしわばやしの よろこびは
あなたのそらに かかるまま
どんぐりと山猫
一郎に、山猫から奇妙な葉っぱの手紙が届きました。
一郎が山に行ってみると、そこでは沢山のどんぐりたちが誰が一番偉いかで言い争いをしていました。
言い争いをやめさせたい山猫に 「どうしたらいいでしょう?」
と聞かれた一郎は……。
猫の事務所
軽便鉄道の停車場の近くに猫の事務所があります。
ここでは、大きな黒猫の事務長、一番書紀の白猫、二番書紀の 虎猫、三番書紀の三毛猫、四番書紀のかま猫が働いていて……。
銀河鉄道の夜
銀河のお祭りの日、ひとりぼっちのジョバンニは、
丘で星空を眺めていました。
すると、急に光に包まれて、気がつくと宇宙を走る銀河鉄道に乗っていたのです。
そこには、友達のカムパネルラも座っていました。
二人は、色々な乗客たちや星と出会いながら宇宙を
旅していきます。
星めぐりの歌
あかいめだまの さそり ひろげた鷲の つばさ あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。 オリオンは高く うたひ つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは さかなのくちの かたち。 大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ。 子熊のひたいの うへは そらのめぐりの めあて。
他にも色んな作品のセリフや要素が盛りだくさん!『シグナルとシグナレス』『岩手軽便鉄道の一月』など、宮澤賢治さんの言葉たちにオリジナルの楽曲をつけた歌も登場します♫
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